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    ブランディングにトーン&マナーが必要な理由[ ブランディング開発論/手法 ]

    ブランディングにおけるデザインとは、ブランドの世界観を創造し構築することです。すなわち「らしさ」を表現することなのです。そのためには、広告・販促物などのクリエイティブ表現全体が一貫していなければなりません。では、どうすれば統一されたブランドの世界観を構築できるのでしょうか?その解決法としてデザインのトーン&マナーを設定するという手法があります。今回は、このトーン&マナーがデザインにとって何故必要なのか?どうすれば良いのか?このことについてご説明させていただきます。

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    デザインにおける時代の変化

    マス広告、つまりテレビや新聞などの旧メディアの衰退は、デザインの業界にも大きな影響を及ぼしています。CMなどの広告では「モノ」が売れないという時代、そして広告費の削減といった現状は、デザインの価値基準に大きな変化をもたらしています。古き良き時代の旧デザインは衰退していますが、戦略としてのデザインはむしろ熱い注目を浴びています。ブランディングやマーケティングの視点で考えれば、デザインへの期待と効果は大きく今では必須となってきています。

    デザインのトーン&マナーが必要な理由

    印象的で独自性の高いロゴをデザインすることは、デザインの類似も含め難易度が高いというのが現状です。そして、デザインに高額なコストと時間をかけたとしても、その後に相当数の露出や時間の経過がなければロゴだけでの効果は実感できません。そのためには、ロゴだけでなくデザインの正しいトーン&マナーを設定しブランドが醸し出す世界観を表現し伝えることが必要なのです。

    application_design

    デザイン表現におけるトーン&マナーの概念とは

    デザインにおけるトーン&マナーとは、「らしさ」や「世界観」の考え方や表現の基盤になるものです。人はモノを目で見ているようで実際は、今までの知識と経験から頭でイメージを作りあげているのです。それは、「良いイメージ」の場合もあれば「悪いイメージ」の場合もあるのです。すなわち頭の中にある潜在意識なのです。そして、もともと人が持っている「知覚情報」は、あまり変えることができません。ですから「知覚情報」を計算して、人に伝えるために「視覚情報」としてのトーン&マナーが有効なのです。簡単に言うと伝えたい印象を計算し意図的にデザインすることで顧客の価値観や潜在意識に入り込むということなのです。

    communication

    成功しているブランドにはデザインのトーン&マナーがある

    私たちが認識しているブランドのほとんどには、すでにデザインのトーン&マナーが存在しています。つまり、ブランドを深く知らなくても「らしさ」や「世界観」を感じているのです。逆に印象やイメージが無いブランドには、トーン&マナーが存在しないのです。

    TIFFANYブランド を構成するデザインの世界観

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    BMW ブランドを構成するデザインの世界観

    bmw-tone

    まとめ

    ただ単にカッコ良いだけの表層的なデザインをすることや統一感のないデザインをすることは、ブランディングにとって何の効果もありません。むしろ逆効果かもしれません。そのためには、戦略的にデザイン表現におけるトーン&マナーを設定し、上手くコントロールすることで高いブランディング効果が得られるのです。デザインにおけるトーン&マナーを設定し構築ことは、決して簡単ではありません。しかし、成功すればブランドにとって有益な効果をもたらすはずなのです。

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