12月 | 2015 | ブランディングデザインの会社チビコのサイトです

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    [ ブランディング開発論/手法 ]

    ブランディングにおける「選択と集中」とは?

    日鉄住金、「イーブス」「アソコ」などを運営する遊心クリエイションを清算。 来年1月末をめどに全店の営業を停止し、清算手続きに着手する。清算結了は来年9月をめどとしている。(繊研新聞より一部引用)

    現在の店舗数はレディス・メンズの「イーブス」34店、レディスの「グランデベーネ」7店、
    低価格雑貨業態の「アソコ」4店の合計45店である。

    主力業態のイーブスは、グローバルSPA(製造小売業)をはじめとする競合激化や不良在庫が膨らんだこと、
    不採算店舗を数多く抱えたことで不振が続いていた。一時期大きな話題を呼んだアソコも、店舗ごとの収益性にばらつきがあり、効率性の悪さもあって、 収益面では厳しい状況だった。

    アパレル業界では「イーブス」ブランドの方が注目度が高かったが、世間的には「ASOKO」ブランドの方が注目されていた。

    遊心の主要業態は「イーブス」で、「ASOKO」はアクセントの育成業態に過ぎない。
    しかし世間は主客反対の認識を持っていたのではないでしょうか?

    【 イーブス/アパレルブランド 】

    ユニクロも含めた低価格グローバルSPAブランドに対抗した低価格SPAブランド。
    センスもデザイン性も良くブランドイメージは確立していた。しかし、今一つ存在感がなかったように感じる。
    この価格帯を買う層は、イーブスが出店していた郊外型ショッピングセンターに来る層に対して、
    響かなかったのではないでしょうか。

    【 ASOKO/雑貨ブランド 】

    ハイセンスでデザイン性も高くブランドの認知度も高く話題性も豊富だった。
    しかし、ビジネス構造的に雑貨の型数は多いにも関わらず単価は安い。
    となると、大量生産による製造費引き下げしか利益率を確保できない。
    そうするとたった4店舗分の生産ロットでは採算性の改善はほとんど見込めない計算になる。
    雑貨は単価が低い分、製造ロット数は大きくなり4店舗分では雑貨の経済ロットには達しなかったのでしょう。
    4店舗体制から増やせないという状況で事業としては破綻したと考えられる。

    卸売り業務の廃止で直営店一本槍という経営方針の変更も会社清算を結果的に早めたのではないかとも思える。
    「選択と集中」は一昔前に流行った言葉だが、もしその博打に外れた場合、他に逃げ道がないことを意味する。

    「液晶を選択し集中した」シャープもそれと同じことなのでしょう。

    [ ブランディング開発論/手法 ]

    企業のM&Aに見るブランドイメージとデザイン

    先週うがい薬でお馴染みの「イソジン」がブランドの製造販売権を 明治から米国企業(ムンディファーマ)に移管するとの発表があったことをご存知ですか?

    いわゆるブランドの合併・買収(M&A)は、近年数多く見られますが世間の反応はどうなのでしょうか?
    問題となるのが、合併・買収後の社名です。社名の付け方には大きく分けて2つの方法があります。

    【 お互いを尊重し結合した長々とした社名 】

    継続性があり馴染みやすく事業内容が明確に伝わります。
    しかし、長々とした社名は言いにくかったり、新鮮味がなかったりすることも含んでいます。

    • 三菱東京UFJ銀行(東京三菱銀行、UFJ銀行)
    • 東京海上日動火災保険(東京海上火災保険、日動火災海上保険) 
    • セブン&アイ・ホールディングス(セブン・イレブンジャパン、イトーヨーカ堂、デニーズジャパン)

    【 合併を機に心機一転した新しい社名 】

    新しいブランドイメージを構築する意味ではインパクトがあり新鮮さが伝わります。
    しかし、認知度や歴史などは継承されないためリスクも含んでいます。

    • みずほ銀行(日本興業銀行、富士銀行、第一勧業銀行) 
    • 損保ジャパン(安田火災海上保険、日産火災海上保険) 
    • アステラス製薬(山之内製薬、藤沢薬品)

    合併後の新社名はブランドイメージやブランド価値、消費者の購買心理にも大きく影響する重要な課題です。
    • 「日本語・英語問わず使用する言葉自体に馴染めるか」• 「新鮮さが感じられるか」
    • 「長くなっていないか」• 「パッと見てその意味が伝わるか」
    などが社名変更(ネーミング開発・ロゴ開発)のポイントとなりそうです。

    [ ブランディング開発論/手法 ]

    ネーミングヒットの法則を知ってますか?

    ネーミングにはヒットの法則があることをご存知ですか?① ネーミングは「音」。語呂がよく、リズム感があること。② ネーミングは「文字」である。文字として見たときにインパクトがあること。会社名や商品、サービスなどのいわゆる「ブランドネーム」を何にするかはとても重要です。響きが良く、皆んなに覚えてもらいやすい。そして、時間が経っても色あせない、そんな優れたブランド名を考えるのは容易ではありません。

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    長さはアルファベットで5文字から10文字以内

    歴史的に見て成功しているブランド名のその多くが英語のアルファベット表記で、5文字以上で10文字以内である。これは短くて覚えやすい、書きやすいだけではなく、メールやTwitterなどのデジタルメディア上でもメリットが大きい。

    • HONDA (5文字)
    • Disney (5文字)
    • Microsoft (9文字)
    • Starbucks (9文字)
    • Facebook (8文字)

    同じアルファベット文字が2回以上繰り返されている

    英語圏の人達から見ると、ブランド名に同じ文字が2回以上入っていると、可愛いイメージがあり愛着が湧きやすい。

    • Apple (pが2回)
    • Google (oが2回)
    • CocaCola (Cが3回、oが2回)
    • Toyota (oが2回)
    • Canon (nが2回)

    子音 (硬音) の文字を最低でも1つ含んでいる

    子音文字とは、発音した時に「ア・イ・ウ・エ・オ」の音以外になる文字で。

    その中でも硬音は英語で発音した際に硬い印象がある文字。具体的なアルファベットでいうと、”Z, B, T, G, Y, H”がそれにあたります。

    • SONY (Y)
    • IBM (B)
    • Uber (B)
    • BMW (B)
    • Amazon (Z)

    ネーミングに関してはこれまでの方法論がなかなか通用しなくなってきています。既に世界のどこかで利用されている名前は使う事が難しく、日本語では発音出来ても、英語圏の人達には発音しにくい名前は定着しにくいのも事実です。きちんと開発すれば効果が確実に望めるのことも事実です。